大峠 おおとうげ




大峠より流石山を見上げる 1988年初めての大峠越え
 大峠は文字通り会津中街道の最大の難所であり、また会津と那須の分水嶺として会津中街道の象徴のような存在です。南北に通る会津中街道に対し、東西には栃木県と福島県の県境となっている尾根が連なっています。大峠のすぐ西には流石山(1812.5m)、東には三本槍岳(1916.9m)がそびえています。那須からも南会津からもある程度車で入れ、また茶臼岳にはロープウェイもあるのでシーズンには多くの登山客が訪れています。三斗小屋温泉からは沢を3つ越えて到着しますが、会津中街道は三斗小屋温泉を経由しない西側の斜面を通っています。

西塚 東塚




 一方、会津側は深い沢はありませんが長い坂が続きます。坂が降水などで削られないように敷き詰めた石畳が残っており、往時の往来をしのぶことができます。大峠下の地元の人々によって顕彰された一里塚は、県道の北側に並んでおり、その間を旧街道が南北に通っていると思われます。しかしながら現在、道は消失してしまっていて通行不能です。さらに北側のおせんが宮という小さな祠を周回するように続いている可能性があるのでいつか検証したいところです。
今なお残る石畳






野際

大峠

三斗小屋